愛知・岐阜の注文住宅・リフォーム 長久手Studio | 中島工務店

実践レポート!IKEAの鏡を壁に取り付け~建築屋さんのDIY講座;プラスターボードにビスを打つ方法など~

こんにちは、愛知・岐阜の注文住宅&リフォーム 長久手Studioです。
住宅建築のプロが納得できる家づくりのヒントをお話しするこのブログ。
今日のテーマは『IKEAの鏡を壁に取り付け』です。

大工職人が建てる手づくりの木の家に住みたいというお客様の中には「DIYが好き!」という方が結構いらっしゃいます。
実際に住み始めてからおうちに伺うと「これつくりました」と棚やイスなど自作の作品を見せていただくこともよくあります。
一方で、工務店のスタッフの中にもDIY好きはわりといて、建築屋ならではのちょっとしたテクニックを駆使していろんなものをつくったりしています。
そこで施工課長と相談。
木の家好き&DIY好きのお客様に参考していただけるようなDIY講座をやってみよう!ということになりました(不定期連載ですけど)。

で、初回のテーマがコレなんですけどね。
鏡の取り付け?それってDIYっていうほどなの?って思いますよね?
私も思いました。
取り付けをやってくれた現場監督から「DIYの記事に」って声を掛けられたときにはほんとに記事になるとはほとんど思わず、え~???と思いながら写真撮影を始めたんですが。
やってみるとわかりました、思いのほか難しい!!!!
というか、下地のある場所にただ取り付けるんならもう少し簡単なんでしょうけど、上下左右狙った位置に取り付ける、下地がない壁に取り付ける・・・となるといくつか技が必要なんです。
それを抜きにしても決して取り付けやすい造りではなかった気がしますが ^^;

というわけで、今回はIKEAの鏡の取り付けレポートをしながら壁になにかを取り付けるときに使えるちょっとしたツールやコツをご紹介。
鏡に限らず、住み始めてからなにかを壁に取り付けるってありますよね?
DIYの基礎編として役立ちます!

 

IKEAの鏡 799円

2017年10月、IKEA長久手がオープンしました。
東海地区初出店ということで現在も休日は混雑しているようです。
中島工務店のモデルハウス長久手Studioからは車で10分足らず、ということで長久手Studioのウォークインクローゼットに掛ける鏡を買いにいってきました!
購入したのはこちらの商品。

お値段は2018年1月現在ですけど、安いですよね~(画像はIKEA公式サイトより拝借)。
幅20センチ×高さ120センチ。
もちろん、お店に行く前に取り付ける場所の寸法を測ってどのくらいの大きさがよいか決めておきます。
今回は壁の幅、左右の棚の間の幅に加えて、もともと飾ってあったフォトフレームの幅も参考として測っていきました。
こちらが取り付ける場所です。
細い方がかわいいよねってことでこの鏡に決定!

同梱品を確認して必要なツールを準備しよう

では早速、鏡を取り付けていきましょう。
今回取り付けを担当してくれるのは大工出身の現場監督・コウガさんです。

まずは鏡を開梱して、同梱品がちゃんと揃っているか確認しましょう。
とはいっても、鏡の同梱品なんて取付金具だけですよね。
こちらが同梱されていました。
これで鏡の上下左右を固定するタイプの商品です。

ん?ビスがない???
知らなかったんですが、IKEAの商品は壁に固定するためのネジは同梱されていないんですね。
壁の材質によって使用できるネジのタイプが異なるからというのが理由のようです。
鏡に限らず家具などでも壁に固定するためのネジは同梱されていないようなのでご注意ください。

ハイ、ビスを用意しました。
うちは建築会社だからビスなんて誰でも持ってますけど、これが自宅だったらビス買いに行かなきゃ~ってなってたところです(怖い・・・)。

ほかに用意したツールはインパクトドライバー、マスキングテープ、メタルキャッチャーミニ。
メタルキャッチャーミニはあると便利な下地センサー!詳しくは次の項目で。
実は途中で追加で用意したものもあるんですけど、それもまたのちほど。

 

下地の位置を確認しよう

下地のあるところじゃないと釘やビスは打てないって聞いたことがあると思います。
通常、壁の内側は細い木の下地材の上にプラスターボード(PB)が張ってありますが、ちょっとフックを取り付けようと思っても下地のないところに刺すとすぐに抜けてしまいますよね。
そこで下地があるところを確認したいわけですが、このときに活躍するのがメタルキャッチャーミニです。
磁石が入っていて、壁の中にある金属=ビスに反応します。
ほらこの通り、金属のあるところだと壁にくっついて落ちません(めちゃくちゃわかりにくいけどコレ壁です)。

ビスがあるということはそこには縦に下地材が入っているということ(PBは下地材にビス留めされています)。
その左右にも一定の間隔(木造ならだいたい45センチ)で下地材があります。
鏡のような重さのあるもの、落ちると割れるものを取り付けるにはやはり上下の取付金具は下地のあるところに付けたいですから、とりあえず左右の位置はここに決定です。

メタルキャッチャーミニのほかにも下地センサーと呼ばれるものは何種類かあります。
建築金物店のほか、Amazonなどネット通販でも購入できます。
よく壁をコンコン叩いて音の違いで下地の場所を確認すると言いますが、今回はどれだけコンコンしてもまったくわかりませんでした。
材質などによってコンコンするだけでわかることもありますが、下地センサーがあるとやっぱり便利なのでおすすめです。

 

取付金具の位置を決めて目印をつけよう

左右の位置は下地の場所で決定。
ひとまずそこにマスキングテープで目印をつけたら、実際に鏡を当てながらだいたいの高さを決めます。
これで上の取付金具の位置がほぼ決まりました。
なお、ここから鏡を持つ人+テープを貼る人、位置を測る人+テープを貼る人など2人での作業となりました。

取付金具を当てて正確な取付位置を決めて、マスキングテープにボールペンで目印を書いておきます。

鏡のサイズに合わせて下と左右の取付金具の位置も目印をつけていきます。

この鏡、なにがたいへんって上下左右に取付金具があること。
金具と鏡のあいだに隙間ができると固定できませんから、正確に測りながら金具の位置を決めていかなくてはいけませんでした。

 

プラスターボードにビスを効かせる方法

さて、鏡の幅が20センチしかありませんから、どうしたって左右の金具は下地のないプラスターボード(PB)にビスを打たなくてはいけません。
そこで追加で登場したのがボードアンカー。
いくつか種類があり、下の写真の右上の白いのやその隣の黒いの、真ん中の白いものがそうです。
こちらも建築金物店かネット通販で入手可能です。

今回はこちらを使います。
ビスを締め付けるための穴がある樹脂製のアンカーで、これを先にPBに打ち、このアンカーにビスを打ちます。

このアンカーボルトを使うと結構大きな穴が開いてしまうので、やはり取付位置は正確に出してやり直しがないようにしましょう。

 

取付金具を固定して鏡を取り付ける

金具をすべて取り付けました。
鏡を合わせてみてOKならマスキングテープをはずしていきます。

取付金具を横から見るとこんな感じ。
この隙間に鏡を上から落とし込んでいくことになります。

ここでひとつ問題発生。
取り付け前のクローゼットの写真を見てもらうとわかりますが、今回の場合、鏡をつけたい位置の上にブラケット照明とエアコンの屋内配管があるんです。
鏡を上から落とし込むためにはこれらが邪魔。
ということで、いったん照明と配管カバーを取り外しました。

取り外せるものなのでよかったですけど、あらかじめ取付方法までよく考えて取り付けられるかどうかを検討しなきゃですね。

 

取り付け完了!

できました~!

コレ、鏡を落とし込むと重みで下の金具がちょっと下がるんですけど、金具をちょっと上に押し上げることができて、ガチャって感じではまって完成です。
これもやってみてわかったことなんですけど。
IKEAの組立説明書ってすご~く簡略化された絵だけなので、わかりやすいようでいてやってみなきゃわからないことがわりとあるので注意が必要です。

さて、中島工務店長久手StudioからIKEA長久手までは車で10分ということで、私たちは仕事終わりに行きましたが。
休日は混雑していますが平日の夕方以降はかなりガラガラでレストランも快適に利用できます。
ただし順路通りに歩くとちょっと商品を見ながら進んでいるだけで1周するのに2時間とかかかってしまうので要注意。
閉店30分前くらいからはレジがすごく混むのでその時間もあらかじめ見込んでおきたいところです。
でも、近隣にお住まいorお勤めなら平日の夜に行くのもいいんじゃないかと思います!

来場予約はこちら