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裸足じゃないともったいない!木と壁のバランス・木の見せ方を考え抜いた、家族皆が集まる明るい家~H様邸(2011年新築)~

『チルチンびと』みたいな木の家に住みたい

――お引渡しから8年経ちますが、そとん壁の外壁はほとんど変化がなくキレイですね。

ご主人・Tさん そとん壁にしてよかったなぁと思います。裏側で1カ所だけ雨だれが気になるところがありますが、ほかはほとんど気になりません。カバザクラの床はこのあいだ自分で塗り直しました!壁も去年、気になるところだけ塗りました。

奥様・Mさん 自分で塗れるのがいいですよね。

――H様は上のお子さんが小学校に入るまでに家を建てようと土地から探し始めたんでしたね。

Tさん 家を建てようとはずっと思っていて、子どもの年齢的に「もう決めないかん」というタイミングで探し始めました。最初に戸建かマンションか考えましたが、多少交通の便が悪くても戸建がいいと思いました。なにかの本で読んだ「地面に近いところで過ごした方がいい」という考え方に共感していたのと、家の近くでキャッチボールやローラースケートなど気軽に遊んですぐ帰って来られるのがいいんじゃないかと思いました。私自身がそうだったように。

――どんな家に住みたいというイメージはありましたか。

Tさん 『チルチンびと』という雑誌に出てくるような家がいいと思っていました。

Mさん つるつるの新建材の家じゃなく、木の床、木が感じられる家。

Tさん 子どもがドタバタ走り回るとどうなるのかなと思いましたが、塗装業をしている父に木の床のことを聞くと「キズついた床も味があっていい」と言われたので、いっそう木の家がいいと思うようになりました。私と次男がアレルギー体質なので、自然素材の方が結露しなくていいと考えたのもありましたね。

 

中島工務店には奥深さと幅広さを感じた

――では、木の家を建てている住宅会社を中心に探したのですか。

Tさん 最初はハウジングセンターにも行きましたし、戸建分譲住宅も見に行きました。

Mさん ハウジングセンターは行ってみたものの「なんか違うよね」となりました。

Tさん それからネット検索で木の家を建てている工務店を見つけていくつか見学しました。

――中島工務店もそのひとつなんですね。

Tさん 中島工務店は最初に可児モデルハウスを見学しました。

Mさん うわ、すっごい!豪華!!って感じでした。吹き抜けからすごく明るい光が射し込んでいて、めちゃくちゃいいなって。その頃、現在の土地が候補になっていたんですが、北側道路で南側にも建物が建つ予定だったので家の中が暗くなるんじゃないかと気になっていました。でも、こんなふうに吹き抜けにすれば北側道路でもいいんだと思いました。

Tさん 可児モデルハウスは2階に材料などが展示してありました。いろいろな材料や資料を見て深いことをやっているんだなと思いましたし、自社の設計施工だけじゃなく設計事務所と組んだ仕事もしていたので幅広い対応ができる会社なんだろうと思いました。

――けれど、その頃はまだほかの会社も候補にされていましたよね。

Tさん はい、たしか中島工務店の前に2社にプランをかいてもらったんじゃないかな。中島工務店は値段的に無理だと勝手に思い込んで候補に入れていませんでした。

Mさん ただ、ほかの2社のプランが良くなかったから中島工務店を選んだわけではありません。

Tさん やっぱり中島工務店がいいけれど現実的には難しいんじゃないかという話を父を交えてしたことがあって。そしたら、仕事で中島工務店を知っていた父が「そんなこともないぞ」と教えてくれました。思ったより柔軟な対応をしてもらえるとわかって、それなら方向性は申し分ないから中島工務店にお願いしようと決めました。

 

「家族皆が集まる、明るい家」をテーマに

――プランの前にはどんな要望を出しましたか。

Tさん いろいろお願いしましたが、基本になっていたのは「ひとつのところに家族皆が集まる家で、家の中を明るく」という点でした。それを踏まえて、南側に建物が建っても家の中に光が届くようにしてほしい、階段を通って個室に行くときに家族と顔を合わせるようにしたい・・・。

Mさん 子どもが部屋に閉じこもらないように子ども部屋はできるだけ小さくしたい。

Tさん それに土地が狭いので家が小さくなるのがわかっていましたから、収納を確保したくてロフトなどをお願いしました。

――打ち合わせのときには建築関係のお仕事をされているTさんならではのこだわりがあったと聞いています。

Tさん 一番こだわったのは真壁・大壁です。最初にいただいた提案ではリビングは真壁だったんですが、完成したイメージを考えると大壁だなと。木の家がいいんだけれど、木が見えすぎるのもイヤだったので自分なりにちょうどいい木の見え方をずいぶん考えました。最終的には現場監督の小南さんの家まで見せてもらって決めました。※真壁:柱が見える造り、大壁:柱が見えない造り。

Mさん そうだった!真壁・大壁問題ありましたね(笑)

Tさん それから梁の見え方や階段の蹴上板と踏み板のラインをリビング側に見せるといった点にこだわりました。階段は構造的には見えないところにささら桁があります。

こだわった木の見え方(竣工当時の写真)

 

――なるほど、Tさんならではの視点ですね。

Mさん 私が「これを・・・」となにか言っても「そこは~だから」と全部切り替えされて「あ~できないのね、勝手にどうぞ」って感じでした(笑)

Tさん あまりにそういうことを言ったからか、小南さんが巾木の寸法まで「いくつにしましょう」と聞いてくれました。

Mさん 現場打ち合わせのたびに小南さんと二人でずーっと「う~ん」とやっていて、いつまでやってんのかなと思っていました(笑)

Tさん 小南さんは粘り強い方ですね。完成したときに小南さんが「結構変更したと思います」と言われたので、細やかに話を聞いてつくっていただいたんだろうなと思っています。

 

裸足が気持ちいい!

――家づくりは楽しかったでしょうか。

Tさん すごい楽しかった。自分の考えたことがカタチになっていくんです。もう1回やりたい、何回でもやりたいです(笑)

――最初に引っ越してきたときの印象はいかがでしたか。

Mさん 主人と子どもたちが「裸足が気持ちいい」といつも言っていました。「あ~気持ちいい」「スリッパなんてもったいない」と帰ってくるたびに言ってました。

――家の中で特に気に入っているところはありますか。

Tさん 私はリビングダイニングが気に入っています。木の見え具合がねらい通りで、狭いはずなのにちょっと広く感じて気持ちいい空間になったと思っています。

Mさん 私はキッチンで作業していても皆の顔が見えるのが嬉しいです。リビング階段にしたので子どもたちが出入りするときも必ず顔を合わせますし、吹き抜けを介して2階の様子も伝わってくるので安心できます。

Tさん 造付家具もいいですね。空間に合わせて造り付けられているので変に主張することなく、なんとなくあるのがいい感じ。キッチンカウンターのダイニング側の扉は3枚分のスペースに敢えて扉を2枚にして、1枚分をオープンにするという提案をいただきました。これもとても使いやすいし、見ためもよくて提案通りにしてよかったと思っています。

Mさん 洗面所の収納にはタオルから下着まで全部入るし、トイレの小さな飾り棚には子どもたちの作品を飾っています。

2階ファミリースペースの図書コーナー

 

――逆に、こうしておけばよかったということを教えてください。

Mさん 階段の上り口に後からスクリーンを取り付けたんですが、最初はそれがなくて冷暖房が2階に抜けてしまうのが悩みでした。実は、打ち合わせのときに必要だと言ってもらっていたんですけど、聞いたにもかかわらず反映していなかったのを後悔しました。

Tさん 最後の方は家ができていくのが嬉しいばっかりで、聞いたのにやってないことがあります(笑)

――冷暖房というと、吹き抜けは大丈夫でしょうか。

Tさん やはり冬は暖かい空気がすべて上にいってしまいます。これも困らないようになにか考えておけばよかったと思うところです。とはいえ、吹き抜けがあるから明るいのでトータルとしては吹き抜けをつくってよかったんですけれど。

――照明も一部付け替えられているようですが・・・。

Tさん 電球タイプのブラケット(壁付け照明)をたくさんつけたんですが、子どもたちが家の中でボールを投げたりするのでモノが当たって首が曲がってしまったものがいくつかあったんです。それで出っ張りの少ないフラットな照明に付け替えましたが、最初からモノが当たるかもしれないところはそうしておけばよかったと思います。まあ、照明を考えている頃は舞い上がっていたので十分考えていなかったんでしょうねぇ(笑)

 

家づくりは欲張らず、一本の幹を大切に

――これからこんな風に暮らしていきたい、という想いは何かありますか。

Tさん 子どもたちの成長に合わせて少しずつ手を加えながら住んでいきたいと思います。

Mさん 子ども部屋2つはロフトでつながっているんですが、数年前にそのロフトに取り外し可能な間仕切り壁をつくってもらいました。男の子2人といってもそろそろプライバシーが必要かなと思って。それが実際つくってみたら「めっちゃ暗いやん」「別々なんてイヤだ」となってまた取り外すことに(笑)今はまだ2人くっついて寝ていますが、もう少し大きくなったらまた壁を取り付けたりして臨機応変に住んでいけたらなと思っています。

ロフトは兄弟の遊び場

 

――これから家を建てる人にアドバイスをお願いします。

Tさん 住み始めると「ああすればよかった」というのは必ず出ると思いますが、大きな後悔をしないためにはあまり欲張らないことだと思います。「こういうふうに住みたい」という幹が一本しっかりあれば、あとはだいたいのことは専門家に任せた方がうまくいくんじゃないでしょうか。アレもコレもと考えていると、そのうちどんな暮らしがしたかったのかわからなくなってしまいかねません。そのときは最初に書いたプランニングシートに戻るといいでしょう。叶えたいことはいろいろあると思いますが、一番大事な幹がしっかりしていれば全部は叶えられなくても願った暮らしに近づいていけるはずです。
※プランニングシート:プランニングに先立ち、ご家族で希望を話し合って記入するシート。

Mさん 家族の中で意見をまとめるのも大事だと思います。誰か一人がこだわっているときには、譲ることも大切です。でも「ここだけは譲れない」というところはきちんと主張し、家族もそこは叶えてあげてほしいなと思います。

――H様の場合は「皆が集まる、明るい家」というのが幹だったわけですね。だから今もご家族がこんなに楽しそうに過ごしていらっしゃるのでしょう。本日はありがとうございました。

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