愛知・岐阜の注文住宅・リフォーム 長久手Studio | 中島工務店

【事例画像あり】書斎の事例アレコレ&設計時の注意点とオススメ~LDKにつくる?個室にする?配置・広さ・収納は?~

 

こんにちは、愛知・岐阜の注文住宅&リフォーム 長久手Studioです。
住宅建築のプロが納得できる家づくりのヒントをお話しするこのブログ。
今回のテーマは『書斎』です。

書斎ってやっぱりちょっと憧れますよね。
家づくりのご相談の中で「書斎がほしい」というリクエストをいただくことはよくあります。
書斎といっても、1人で使うケースもあれば家族で共有するケースもあり、個室もあれば家族スペースの一角につくることもあるなど様々です。
設計打ち合わせのプロセスで「だれが、どんなふうに使いたいか」をお聞きしながら決めていくのですが、改めて考えてみると「どんな書斎が自分たちに向いているのかがわからない」なんてこともあります。

というわけで、今日は書斎のつくり方について中島工務店の施工事例画像を交えながらご紹介します。
広さや配置の考え方と事例、注意したい点やこうしておくといいというアドバイスなど参考にしてください。

 

書斎の事例 ①家族スペースの中につくる

どんな風に書斎づくりを考えればよいかの前に、まずは事例を確認していきましょう。
実際の例を見た方がイメージ湧きやすいですからね!

まずは家族スペースの一部に書斎をつくったケースです。
家族で共有する場合や、誰か1人が使うにしても「家族のそばにいたい」という場合にはこのパターンになります。

例えばリビングの一角に設けた事例がこちら↓↓
ご主人が1人で使うスペースですが、LDKの一角、ダイニングのカウンターの一番奥が書斎コーナーです。
パソコンやプリンタを置くための棚と収納も造り付けました。
小さいなぁと思われるかもしれませんが、意外と収納力があり、手の届く範囲に必要なものが置けるので使いやすいそうです。
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こちらはLDKの一角をゆるやかに区切って書斎コーナーにした事例↓↓
およそ2帖のスペースに造り付けのカウンターと書棚を設けています。
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LDK全体でみるとこんな位置関係↓↓
こちらも家族が寛いでいる傍らで作業する、といった使い方ですね。

家族のそばで作業したい場合は、このように家族スペースの一部につくるのがオススメです。
このケースでは家族空間の方が優先されることが多いため、あまり収納量たっぷりとはいきません。
仕事スペースとしてもっとたくさんの書籍や書類の保管場所が必要、あるいは趣味の空間としてもっと広くないといけないという場合にはもう少し独立したスペースを考えた方がよいでしょう。
また、当たり前ですが、家族の声やテレビの音、料理や掃除などの家事に伴う音がすぐ近くに聞こえます。
「それがいい」と思える方でないと、このタイプの配置は難しいでしょう。

 

書斎の事例 ②家族空間とつながった場所

LDKの一角ほど家族空間の中ではないけれど、家族の様子がわかる距離に書斎を設けることもできます。
ある程度集中したいけれど、家族の気配も感じていたいという人にオススメ。
距離のとり方によっていろいろな配置があり得るので、順番に見ていきましょう。

こちらはリビングの吹き抜け上部を書斎にした事例↓↓
上部の柵の向こうが書斎です。
カウンターだけを造り付けたシンプルな空間で、家族で共有するようにつくられています。
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こちらはリビングの隣に壁を隔てて書斎を設けた事例↓↓
左端に少し見えている畳のスペースがリビングです。
広めのカウンターと収納棚をたっぷり、さらにカウンター前にはコルクボードを張っていろいろ貼れるようにしています。
カウンター・書棚を含む面積は約3.5帖。
家族スペースに隣接していますが、しっかりとした書斎という印象ですね。
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スキップフロアを活用した事例もあります↓↓
右下のやや低い位置に見えているのがLDKで、画像中央の階段を上がると寝室・個室につながっています。
大きな窓があって明るいのも特徴です。
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もう少し家族スペースから離れた事例がこちら↓↓
2階の、階段を上がった奥にオープンな共有スペースとして設けています。
この位置なら壁と扉をつければ十分個室になりますが、敢えてオープンにして家族とのつながりを持たせています。
広いカウンターと可動式の棚をたっぷり造り付けました。
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LDKなどの一角に設ける場合と比べて、音や気配は感じるけれど姿は見えないのがこのタイプです。
注意したいのはやはり音です。
吹き抜けの上や階段の上も、意外と下の音が響くことがあります。
誰が何をするのかにもよりますが、音が気になる人が使うなら次に紹介する事例のようにもっとしっかり仕切った方がよいでしょう。

 

書斎の事例 ③個室

独立した個室としてつくった事例を見ていきましょう。
こちらの事例は、3帖の個室にカウンターと可動式の棚を造り付けました↓↓
適度な明るさで、落ち着いて作業に取り組めそうですね。
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当社事例の中でもかなり広い書斎をつくったのがこちらのケース↓↓
8帖の個室に大きな書棚を造り付けました。
ソファーを置く前提で設計しており、木に包まれた明るい空間で仕事や趣味にじっくり向き合えます。
書斎をかなり重視したプランです。

寝室の続きにつくるのも便利です↓↓
画像の奥に見えるのが寝室です。
造作カウンターに洗面台も造り付けて、書斎としても身支度のスペースとしても使えるようにしました。
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ロフトを書斎にした事例もあります↓↓
籠っている感が強く、ちょっと秘密基地みたいで憧れる方も多いです。
広さは約12帖とかなりゆったりしており、収納を兼ねることもできます。
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やはり集中したい、籠りたいなら個室に限りますね。
とはいえ、真ん中の事例のように広々とした個室を確保できるとは限りません。
何をしたいかによって、最低限どのくらいの大きさが必要かを考えてみましょう。

 

書斎の事例 ④和室の活用

少しめずらしい事例として、当社モデルハウスをご紹介します。
和室の一部を書斎にしたものです。

画像の左の方に障子付の丸窓がありますが、その下のカウンターを書斎コーナーとして設計しています。
画像ではわかりにくいですが、その部分は掘りごたつ式になっていて下に足を下ろすことができます。
和室らしい落ち着きが感じられる空間で、普段はあまり使わない和室を有効活用している例でもあります。
書斎として一室とるのは難しい、でも家族スペースとは区切られた場所がほしいというときには検討してもよいのではないでしょうか。

 

書斎をつくるときに検討してほしいこと

家族との距離感や広さ、棚などの仕様を見てきました。
ここまででなんとなくわかっていただいたと思いますが、書斎を考えるときには次のような項目を検討するとよいでしょう。

・使う人:誰か1人、ご夫婦や父と子など家族の一部、家族全員など
・何をするのか:仕事、趣味、勉強など
・必要なもの:デスク、カウンター、書棚、LANやWiFi等PC関連の設備、電源、収納など

 

誰が何をする場所なのかを考えると、おのずと必要な広さや家の中での位置が決まってきます。
次に家族のそばにいたいのか、籠りたいのかを考えましょう。
家族の気配を感じていたいなら共有スペースを、籠りたいなら個室を前提に考えていくことになります。

 

注意したいこと&オススメのもの

次に、書斎を考えるにあたって注意しておきたいことをお話しします。

まずは明るさ。
この記事でご紹介した事例でも、かなり明るそうな空間からやや暗めの空間までいろいろありました。
自分が落ち着く明るさがよいですが、本を読んだりパソコンに向かったり作業したりする空間なので、できれば明るさを確保した方がよいでしょう。
窓の付け方に関する規制や照明の考え方はこちらの記事をご覧ください↓↓↓↓

先ほど検討しておきたい「必要なもの」として電源やLANなどを挙げましたが、用途によってどこにどのくらい必要かよく考えて備え付けておきましょう。
電源やPCまわりの機器に必要なものが適切な場所にあるのとないのとでは、使い勝手がずいぶん違ってきます。
換気扇を取り付けておくのもオススメ。
特に絵を描く、プラモデルをつくるといった用途の場合はほとんど必須といってもいいでしょう。

紹介した事例にもありましたが、コルクボードなどいろいろ貼れる壁面があると便利です。
用途によっては有孔ボードもオススメ。
「掲示板クロス」という画鋲を刺したりチョークで書ける壁紙もあります。

「掲示板クロス」画像はサンゲツ様カタログより拝借

 

いろいろご紹介してきましたが、最後にもうひとつ大事なことをお伝えします。
それは。
書斎がほしいなら最初に「ほしい!」とはっきり言って、優先事項のひとつにしましょう。
家族が暮らす家ですから、どうしてもリビングなど家族スペースや水廻りが優先されることが多くなります。
するとどうしても書斎の優先順位は下がってしまい、場合によってはなくなってしまうことも。
全体のバランスの中ではやむを得ないこともありますが、「書斎がほしい」と本気で思うなら優先的に検討するように家族にも住宅会社にもはっきりと伝えましょう。

 

おまけ~集成材の造作カウンターのお値段

今回ご紹介した事例のほとんどに造り付けのカウンターがありましたね。
書斎にデスクは付きもので、棚と一緒に造りつけてしまうととても使い勝手がいいですし、狭いスペースほど造り付けの方が広く使えたりもします。
そういうわけでとても人気で、お値段を聞かれることもしばしば。

特によく採用される集成材の場合について、お答えします。
奥行60cm×幅180~200cmの場合(だいたいこのくらいあれば十分と言われる方が多いです)、1~2万円です。
参考にしてください。
※集成材とは;板材または角材を接着剤で貼り合わせたもの。

集成材のカウンター

 

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