愛知・岐阜の注文住宅・リフォーム 長久手Studio | 中島工務店

30坪に造付家具を綿密に配置。手が行き届く、小さくて愛着の持てる住まい~H様邸(2017年新築)~

 

「自分の手に収まる家」がほしくて

――季節の飾りつけがとても素敵ですね。入居から2年4カ月、楽しんで暮らしていらっしゃるのが伝わってきます。

Hさん 昨日も家族で「不満なところがひとつもないよね」って話してたところです。30坪の小さな家ですが、使いやすくて無駄なところがないのがとても気に入っています。

――ありがとうございます。Hさんは、最初はマンション購入も考えられたと聞きました。

Hさん 本当に最初の頃ですけど、マンションでもいいかなと思ったことがありました。でも、つくるにしても買うにしても住宅取得は一大イベントです。自分がどんな風に暮らしたいかを考えるほどに、それを叶えられる家をつくりたいという想いが強くなってきて・・・。そしたら注文住宅しかないなって思うようになりました。

――どんな家を建てたいと思っていたのですか。

Hさん まず大事だったのが「自分の手に収まる家」です。私の実家は特に大きいわけじゃないんですが、使わない部屋がありました。家の中に営みが感じられない空間があると、なんとなく心地よくないと感じてしまいます。逆に言うと、いつも隅々まで手を掛けることができればずっと心地よく暮らしていけるんじゃないかなと考えて、自分の手で管理できる範囲の家がほしいと思うようになりました。

――それから住宅会社探しが始まったんですね。住宅会社はどのように探しましたか。

Hさん 最初はハウジングセンターをまわりました。どの家も素敵に見えましたが、なんとなく愛着が持てるような気がしなくて。まだ土地も決まっていなかったし、どうすれば自分の想いが叶えられるのかもわからなくて「どうしよう、どうしよう」ってモヤモヤしていました。

 

――中島工務店を訪ねて来られたのはそのあとですね。

Hさん 親友のAさんにそのモヤモヤを「こんなふうに考えてるんだけど」と話したら「そんなの、岐阜だったら中島工務店でしょ!」といわれて「そうだ!」と思ったんです(笑)

――神戸にあるAさんのお住まいは20年以上前に中島工務店で建てさせていただきました。

Hさん Aさんの家は昔から何度も訪ねてるんですが、いつ行っても本当に気持ちよくて。ご両親がインテリアに凝っていらっしゃるのですごく素敵なんですが、それだけじゃないなって。「Aの家ってどうしていつも素敵なんだろう」とずっと思っていたんですが、そのときに初めて「木の感じがいいんだ、中島工務店が建てた家そのものが気持ちいいんだ」と気づきました。それですぐに長久手Studioにお邪魔しました。

――長久手Studioはいかがでしたか。

Hさん 中島まき子さんが対応してくださったんですが、家を売るんじゃなくて家をつくりたい人の相談に乗るという感じのスタンスがすごくよかったです。中島工務店はお寺や大きな建築物も建てているので、私みたいな想いは強いけれど小さくて条件のよくない家を建ててもらえるのか不安に思っていたのですが、まき子さんに「相談に乗ります」という感じの対応をしていただいて、すごく安心できました。

 

設計打ち合わせは「せめぎあい」でした

――それから無事に希望の場所で30坪ほどの土地を手に入れられて、プランが始まりました。プランの前にはどんな要望を出されましたか。

Hさん リビング階段で家族の気配がわかるような間取りにしてほしいとお願いしました。それから家族の生活空間の中にちょっと仕事や勉強をするスペースがほしいなって。使いやすさは大事だけれど生活感は抑えたかった。大人がかっこよく暮らせて、寛げる家というイメージです。

リビングの一角にある書斎コーナー。プラン中は「コックピット」と呼ばれていたこだわりの空間

――外観にも叶えたい要素がいくつかありました。

Hさん 通りすがりの人が「ん?」と振り返るような外観にしてほしいとお願いしました。外から見たときにも生活感を抑えたかったので、自転車置き場や洗濯物干し場を外から見えなくしたり。それから、夕方から夜にかけての灯り。帰ってきたときにふわっと漏れるような灯りに迎えられたいとお話ししました。

――そのご要望を踏まえて最初のプランをご提案しましたが、いかがでしたか。

Hさん あ、いいねって。いろいろ微調整するところはありましたが、全体のイメージや部屋の配置は「これでいいです」という感じでした。

――その微調整がなかなかたいへんでした。

Hさん 本棚の奥行とか、せめぎあいでしたね(笑)家族みんな読書好きで本がたくさんあるのであちこちに本棚をつくってもらいましたが、限られたスペースにどうやってつくるか。例えば階段の壁の本棚はキッチンの背面収納と背中合わせになっていて、どちらかを大きくするとその分もう一方が小さくなります。どちらを何センチにするか、小林さんと1センチ単位で検討しました。そんなセンチ単位の調整をいろんな箇所でしたおかげで、無駄のない造りになったんだと思います。

 

造り付けソファーからイメージが広がりました

――設計中に印象に残っていることはありますか。

Hさん 造り付けソファーが今の空間になる転機だったと思います。設計を始めたときは大きな壁面にテレビを置いて、そちらに向かってソファーを置くような想定でした。ソファーがダイニングに背中を向ける配置で、よくあるレイアウトだとは思います。でも、そうするとソファーがリビングとダイニングを分断するようになってしまいます。うちはテレビ中心の生活じゃないなって思ったときに、大きな壁の方にイスを追いたらどうだろうと思いつきました。和室がないのでちょっとゴロゴロできるような大きな造り付けのソファーにしたらどうだろうって。

――当社の可児モデルハウスLITTLE KASHIMOにある造り付けソファーを参考につくることになりました。

Hさん その造り付けソファーをきっかけにどんどんイメージが湧いてきました。ここにソファーがあるんなら、帰ってきたときに見える窓はこっちの方がいいなとか。それで部屋の入口から対角になるコーナーに窓を変更したりして、現在の空間が出来上がっていきました。

――造り付けソファーそのものも細かく検討しました。

Hさん ソファの背もたれの高さとか。私、地下鉄鶴舞線の座席の高さがちょうどいいんです(笑)当時いつもメジャーを持ち歩いていたので、鶴舞線に乗っているときに背もたれの高さを測って、同じ高さにしてもらいました。

――それは初めて聞きました(笑)

Hさん ソファー周りの収納も細かく決めました。ソファーの書斎コーナー側の下は新聞を収納するのにちょうどいい奥行になっています。ソファーだけじゃなく、考えつく限りの生活臭さをどこに収めるかをシミュレーションしながら「全部形にしてください」とお願いしました。中島工務店はこれをやってくれたので感動しました!ハウスメーカーだったら、たぶんそんな話もできなかっただろうなと思います。

 

工事中も細かくシミュレーションしました

――工事中はときどき現場を見にきていただきました。

Hさん 仕事の都合で頻繁には来られませんでしたが、棟梁の加地健二さんがすごく丁寧に仕事をしてくださいました。ひとつの作業が終わったらすぐに掃除するのでびっくりしました。

――現場打ち合わせで棚の高さやコンセントの位置などを最終決定しましたが、いかがでしたか。

Hさん 現場監督の奥村さんがきめ細かく確認してくれました。キッチンの棚の高さを決めたときのことをよく覚えています。使いやすい位置がわかるように棟梁がキッチンのシンクの模型をつくってくれたんです。

――板をシンクの大きさに組んで、棚のサイズや位置を決めましたね。

Hさん 実際に使う食器の水切りかごを持ってきて、置いて試しました。住んでから使ってみると、その棚があるだけでキッチンの広さが2倍になったように感じるので本当によかったと思っています。

 

 

棟梁がつくったシンクの模型を使って棚の位置を決めた(当時の写真)

小さな家+造付家具は最高!

――実際に住んでみていかがですか。

Hさん 本当に不満なところがないです。デメリットがあるとしたら、音がよく聞こえてプライベートがないことかな。でもそれは狙ってつくったことなので、家族の様子がよくわかっていいです。それから、やっぱり木はいいですね。うちはよく空気清浄機が置いてあるみたいって言われるんですが、焼肉をしても次の日までニオイが残ることがありません。木が空気をきれいにしてくれてるのかなと思っています。

――特に気に入っているところはありますか。

Hさん やっぱりキッチンかな。こだわってつくったから、本当に使いやすい。こういう小さい家には造付家具は最高ですね!いろいろなものがすべて収まって、便利なんだけれど生活感が出なくてすごくいいです。これから建てる人にぜひおススメしたいです。

――メンテナンスでお困りのことはありませんか。

Hさん なんでも相談できるので心配はありません。設計のときから事細かくやり取りを重ねてきたので、住んでからも困ったらすぐに相談できる関係ができたんだと思います。定期点検にもしっかり来てくれますし。うちは8月に入居したので、ものすごく暑いときに吉川さんが汗だくになって床下に潜って点検してくれています。倒れてしまいそうなので、時期をずらしてもらっていいですよって言ってるんですけど(笑)

 

つくる過程を楽しむことが愛着につながる

――これから家を建てる人にアドバイスするならどんなことでしょうか。

Hさん つくる過程を楽しむことがすごく大事だと思います。家族構成もこだわりも人それぞれだと思いますが、誰にとっても家をつくるって本当に大きなイベントです。絶対後悔したくないですよね。つくる過程にしっかり参加して楽しめたら、住み始めてから愛着が持てる家になるんじゃないかと思います。住宅会社を探すときには、そうやって一緒に家づくりに向かっていける住宅会社に出会えるまで粘り強く取り組むのも大事です。

――つくっている過程ではいかがでしょうか。

Hさん 要望はすべて言う!ですね。私の場合は門前払いは一度もなく、ダメだったところもすべて「検討したけれどこういう理由で難しい」「こうするとこっちに問題が出る」といった説明をしてくれました。すると自分でも納得できるので、要望が叶わなくても不満が残りません。それも愛着につながると思います。

 

――Hさんは本当に愛着を大事にされていますね。

Hさん 愛着が持てる家って何にも代えがたいと思います。もし地震が来て家が壊れてしまったら、財産を失ったというより積み重ねてきた思い出と未来が壊れたように感じるだろうなと思います。木の家って新築のときがピークじゃなくて、木が飴色に変わっていく姿など年を重ねていくからこその楽しみがありますよね。我が家はつくる過程を楽しめて、これから何十年も楽しめる家だから、本当に愛着を持って暮らしていけると思っています。

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