愛知・岐阜の注文住宅・リフォーム 長久手Studio | 中島工務店

これまでの暮らしを大切に、納得できるものを探し求めた終の棲家~H様邸(2018年新築)~

 

元の家が住みやすくてなかなか建てる気にならなかった

――よく風が抜けて気持ちいいですね(※取材は9月中旬)。

奥様・Mさん 今日はエアコンもつけていませんが、夏はエアコン1台、冬はペレットストーブ1台で十分過ごせます。

ご主人・Iさん 僕はいつもリビングにいますが、南北に風が抜けて気持ちいいですよ。

――H様はもともと、現在の家の北隣にある家に住んでいらっしゃいました。

Mさん 築40年ほど経った家でしたが間取りが使いやすくて、住みやすいので気に入っていました。ただ、さすがに古くて。特に冬は寒くて娘が「冬場だけお母さんたちを自分たちの家に呼びたい」と言うようになって、このままでは住み続けられないと思うようになっていました。でもめんどくさいという気持ちの方が強くて、実際には「新しい家をつくる」という考えは頭にありませんでした。

――ただ土地は先に購入されました。

Mさん 南側の土地(現在住んでいる土地)が売り出されたので買いました。ちょうど退職を控えていてこれから家にいる時間が長くなるのに、南側に家が建って日当たりが悪くなったらイヤだなぁと思って。それでとりあえず土地だけ買いましたが、そのときにはまだ「買って置いとけばいいか」と思っていました。

ダイニングで詩吟を楽しむ

――そこから何がきっかけで建てようと思うようになったのでしょうか。

Mさん 中津川のお祭りで展示されていた加子母の木材を見たときです。森林組合の人から愛知県にも木を運んで建ててもらえると聞いて初めて「木の家を建てようか」と思いました。実は昔、私の親も木の家を建てたがっていたんですが、当時は木が高くて愛知県まで運んでもらうとたいへんな金額になってしまうから手が出ませんでした。それが今なら建てられると聞いて、すぐにインターネットで木の家を調べ始めました。

 

可児モデルハウスを見て「つくるんだったらコレにしよう」

――それからいろいろな住宅会社を見に行かれたんですね。

Mさん 見に行きましたが、ハウジングセンターにあるような今風の家を建てたいとは思いませんでした。なんかしっくりこなくてね。私はそれまで住んでいた家が住みよかったから、今風の家を見ても住み慣れた家のような間取りや使い方がいいと思うことがあったんですが、ある住宅会社で「考え方を変えないと建てられませんよ」と言われました。そう言われると「え、なんか違う。そんなに変わっちゃうならやっぱり建てられない」と思いました。別の住宅会社では、設備は決まったものの中からしか選べないと言われて「じゃあ好きなものを入れられないじゃない」って。

――思い描いていた家づくりと見学された会社の考え方が違ったんですね。

Mさん そんなことを思っているときにインターネットで中島工務店の可児モデルハウスを見つけて、友だちと一緒に見に行きました。

――可児モデルハウスはいかがでしたか。

Mさん すごく素朴でなんかいい感じでした。これいいかもね、うん、つくるんだったらコレにしようと思いました。

――可児モデルハウスが気に入って中島工務店に決めていただいたんですね。ありがとうございます。

 

壁付けキッチンは譲れない

――それからすぐプラン申込に進まれたわけですが、プランのときにはどんなことを希望されましたか。

Mさん ふだんの生活は1階だけで完結して、2階は子どもや孫が遊びに来たときに泊まれるようにしてほしいとお願いしました。それくらいですね。最初は本当に何も考えがありませんでした。子育ての時期はどんな家にしたいっていろいろあるんだと思うけど、私は今までの家が住みやすくて不自由がなかったから特に何も考えがありませんでした。

――H様はかなり細かいところまで丁寧に検討されたと記憶していますが、最初はあまりこだわりがなかったんですか。

Mさん こだわりがないというか、考えていませんでした。

ダイニングの一角にある家事コーナー。ミシンがけに活躍中

――では、最初のプランをご覧になったときはどう感じましたか。

Mさん 考えなきゃいけないなって思いました。「これいいな」という感じじゃなく「どうしていこうかな」「家って考えなきゃつくれないんだな」って。

Iさん 僕は設計の香田さんに「かっこいいと思うよ」と言いました。

Mさん それから香田さんに「調べてくるわ」と言ってアレコレ調べ始めました。実際見ないとわからないと思って、ショールームなどいろんなところに見に行きました。

――プランを見てから具体的に考え始めたんですね。一番考えたのはどこですか。

Mさん 水まわりです。特に壁付けキッチンは、娘に「今は対面じゃないと。なんで対面にしないの」と猛反対されましたが「これだけは譲れない」と主張しました。私は料理が好きですが、対面で話しながらつくるんじゃなくてサッとつくってサッと出して、座って話す。そういうイメージだったので。

――担当設計士の香田によると、キッチンのタイルやコンロにもこだわったそうですが。

Mさん キッチンに貼りたいタイルがあったので「これを貼ってほしい」とお願いしました。でもどこに張るかは決めていなくて「それは香田さんに任せる」って。それからキッチンパネルは、私はフライパンなどを吊るすので強い磁石のものを探してもらいました。コンロは五徳とステンレスが決め手です。

――大きな五徳ですね!そして五徳の下がガラストップじゃなくてステンレス。

Mさん キッチンは木とステンレスにしたかったので。大きな鍋が置けるようにコンロが離れているものを選びました。換気扇はステンレスの見た目で。シンクも鍋がすっぽり入るようものを選んだし、食洗機も大きいものがよくてミーレを選びました。

――キッチンのほかにこだわったところはありますか。

Mさん 自分たちに介護がひつようになったときのために、トイレは広くしようと決めていました。同じ空間の中に男性用もつくりましたが、介護のときには撤去して洗い場にしようと思って。トイレのタイルも最後まで悩みました。

――最終的に決まったのは現場で作業する直前だったとか。

Mさん なかなかしっくりくるものがなくて、最後の最後まで考えました。カタログで選んだんですが、家づくりの相談をしていた友人が「このタイルを全面に貼るのは昭和だ」と言うから、誰もいないときに現場にいって「どうなるんだろう」と考えました。

 

描けなかったものもカタチにしてくれた

――H様は設計に1年以上を費やしましたが、そうやって考えた家が完成したときはどんな気持ちでしたか。

Mさん 「自分の思い通りにできるんだ」と思いました。部材をポンとはめていくような家が多いと思っていたし、ほかの住宅会社で決まったものしか選べないと聞いたりしていたから、自分で考えた通りに実現できたことに納得しました。描いたものがカタチになって、描けなかったものもカタチにしてくれた。

――描けなかったものというと?

Mさん 一番描けなかったのが外構です。車をこう停めたいとか実用的なことは考えましたが、見ためや全体としてどうすればいいかはあまり浮かんでこなくて後回しにしていました。ほとんど香田さん任せだったんですが、プランを見せてもらってもイメージが湧かなくて。実際にできてからやっとわかったんですが、想像以上によかったです。

 

窓の位置にこだわった洗面台がお気に入り

――実際に住んでみて特に気に入っているところはありますか。

Mさん キッチンは自分なりの使い方に合っていてとても気に入っていますが、洗面台も気に入っています。洗面台の前に窓をつけたいと香田さんに無理を言って考えてもらいました。

――洗面台の上の鏡の後ろが窓になっています。

Mさん 普通は洗濯機の上に窓をつけるんだと思いますが、そこに窓があると収納がつくれなくなるじゃないですか。洗濯機の上には物を置いて広く使いたかったんです。それにうちの間取りだと洗面台のところに窓があった方が風通しがよくなるし。だから香田さんに「鏡は洗面台の横の壁のところでいい」って言ったんですが、なかなかいいって言ってくれなくて。香田さんがすごく考えて、最終的に窓の前に扉のように開ける鏡をつけてくれました。開けたら裏側も鏡になってるんですよ。

 

――めずらしいレイアウトの洗面台になりました。

Mさん 実際に使ってみると、窓を開けていても鏡が目隠しになってちょうどいい。外からは中が見えずに風だけ抜けます。洗面台の横の収納も造り付けですが、開くとちょっと着替えを置ける棚になるような扉をつけてもらってとても重宝しています。

――ご主人は気に入っているところはありますか。

Iさん 書斎が気に入っています。

――途中から打ち合わせに参加されなくなったIさんのスペースとして香田が死守したところですね(笑)

Mさん このまえメンテナンスに来てもらったときにも、大工さんに書斎を見せていました。仕事の邪魔したらダメだって言ってるのに(笑)

お気に入りが詰まった書斎

 

落ち着ける家って言われるのが嬉しい

――娘さんや息子さんもよく訪ねてこられると聞きました。

Mさん 娘も息子も娘婿まで、この家を友だちに見せたいと言って連れてきます。娘は「台所とか反対したけど、出来上がったらこれがよかったね」と言ってくれました。息子も「いい住宅会社に頼めてよかったね。もっと早く建てればよかったのに」と言っていました。近所の人に「落ち着ける家だよね」と言ってもらえたのも嬉しかった。きれいな家とか新しくていいねと言われるより、落ち着くと言ってもらえるのが嬉しいです。木や土に還る自然のものはやっぱり落ち着けます。

周囲の目が気にならないインナーバルコニー。洗濯物干しにもお孫さんの遊び場にも。

――これから家づくりをする人にアドバイスをお願いします。

Mさん 自分が納得できる家をつくるのが一番だと思います。誰かが「こうした方がいいよ」といっても、それが自分にいいかはわかりません。自分の使い心地が一番大事だから、時間が許すなら妥協しないで探した方がいい。あったらいいなと思うものは探しているうちに出会えるから。

――H様もそのようにして探された結果、納得できる住まいになったんですね。

Mさん 探して探して、それでもわからないことは香田さんに相談したらそれなりになってきました。周りの人からは「その歳になって家を建てるなんてもったいない」と言われたこともありましたが、実際に建てたら「こんな家だったら自分も建てればよかった」と言われました。旅行に行くのも別荘を持つのもいいと思いますが、やっぱり一番長く過ごすのは自分の家です。お金と時間が許す限り、納得できる家をつくるとよいと思います。

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