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住宅会社の選び方 資料請求編~希望に合う会社を選ぶための比較ポイント10選~

 

こんにちは、愛知・岐阜の注文住宅&リフォーム 長久手Studioです。
住宅建築のプロが納得できる家づくりのヒントをお話しするこのブログ。
今回のテーマは『住宅会社の資料の比較』です。

家づくりを考え始めたら最初にすることのひとつが資料請求ではないでしょうか。
SUUMOなど興味のある住宅メーカーを選んで一括資料請求できるサービスもありますので「10社くらい資料請求した」なんて方もめずらしくありません。
何十年も暮らす住宅は実際に見に行って体感して決めるのが一番ですが、いいなと思う会社すべてを見に行くのはなかなかたいへんですから、最初に資料を見て候補を絞ってから見学にいくのは適切な手順です。
しかしながら、どの会社もとても素晴らしい資料を届けてくれるので「選べない」「余計に迷ってしまった」なんて声も聞こえてきます。

というわけで、今日は住宅会社選びの第一歩、資料の比較ポイントを解説します。
デザイン・性能・材料・工法など資料から読み取るべきポイント、自分の好みや考え方とすり合わせるときに注意したい点などをまとめました。
結論としてはこれだけは譲れない」という何かがある場合はそこに絞って比較する、そのほかの人は今回ご紹介するような複数の観点から比較して納得できる会社を上位から順にまわるのがオススメです。

この記事でわかること
●住宅会社の資料を見比べて候補を絞り込む方法
●住宅会社の資料を見る前にやっておきたいこと
●資料を比較するポイント10選
●各チェックポイントの中で特に重視したい点、注意点

 

資料を見る前にやっておきたいこと

きれいな写真がいっぱいのパンフレット、おしゃれなノベルティグッズなど、送付されてくる資料には住宅会社の魅力がたっぷり詰め込まれています。
住宅会社にとってはここでイマイチと思われたらモデルハウスに足を運んでもらえませんから、資料に力を入れるのは当然です。
その豪華な見ために惑わされず、冷静に比較するのが最も重要です。

では、落ち着いて情報収集するためにどうすればよいかというと。
実際に資料を見る前に、ご家族の中でどうしても実現したいことは何かを話し合っておきましょう。
自分たちなりの基準ができれば、その基準に添って資料を判断できるようになります。

これから資料を比較するポイントを10コ紹介しますが、ご家族の中で優先順位が決まったらその順番で絞りこんでいくのがオススメです。
特別な希望がない、まだ優先順位がわからないという場合は1から順に考えてみてください。

 

①譲れないポイントをチェック!

譲れないものがある場合はその1点を最優先で比較しましょう。
例えば「絶対オーダーキッチン」「断熱は××じゃないと」といった希望があるなら、それを実現できる会社だけが候補になります。
その希望が住宅会社にとって対応しづらいものであればあるほど、最初から候補になる会社は絞られます。

譲れないポイントが断熱や耐震など性能に関わるものなら、資料の中で性能に関する表記をチェックしましょう。
「薪ストーブがほしい」「塗り壁にしたい」といった設備仕様なら、材料や設備に関する内容をチェックした上で、さらに施工事例も確認しましょう。
薪ストーブなど設備類は資料内で特にページを設けて取り上げられることは少ないかもしれませんが、施工事例を見れば実績があるかどうかわかります。

実際のところ、よほど特殊な希望でなければたいていの注文住宅会社は対応してくれます。
とはいえ、普段からやり慣れているかどうかはやはり施工精度や仕上がりに影響してきますから、各社の実績はチェックしておきたいところ。
まずは、譲れないポイントに絞って資料を検討してください。

 

②デザインが好みに合うか

次に検討したいのがデザインです。
どんなに性能や設備仕様が気に入っても、見ためが好きになれない家に何十年も暮らすことはできません。
特に施工事例をしっかり見て、デザインが好みに合うか検討しましょう。

デザインを検討するときに注意したい点は2つ。
①一貫性があるか、②自分の生活に合うか です。

①一貫性があるか
資料の表紙や目立つところに使われている象徴的な作品の写真と施工事例写真を見比べてください。
会社によっては象徴的な作品と実際の施工事例に一貫性がない場合があります。
象徴的な作品がその住宅会社が目指す理想像であるのに対して、施工事例は理想に向かいつつある現実です。
このようなケースでは象徴的な作品はひとまず置いておいて、施工事例の建物が自分の好みに合うか検討しましょう。

②自分の生活に合うか
「写真の家で自分が暮らしたらどうなるかな」と想像してみてください。
写真はその家の一番よい状態を切り取った一瞬の光景です。
その家で朝の支度をして、夜帰ってから荷物を置いて食事の用意をして、お風呂に入って・・・と考えると「写真のような状態を維持できない」と感じることはよくあります。
特に、シンプルですっきりキレイに見える写真は要注意。
同じように暮らすためには適切な場所に適切な量の収納が必要な上、実際に暮らすご家族がこまめにかたづけをしなくてはいけません。
自分にとって住みやすい状態にしたときに「やっぱり素敵な家だな」と感じるなら、その住宅会社はぜひ候補に残しておきましょう。
なお、竣工写真(完成したときに撮影する写真)ではなく、お客様が住んでいる状態の写真が掲載されていたらじっくり見てみましょう。
その住宅会社が住む人の暮らしをどのくらいしっかり聞き取って、住みやすい間取りや収納を提案しているかが見えてきます。

 

③性能に納得できるか

次に確認したいのが性能です。
性能は構造部分で決まることが多く、設備類と違って建てた後には簡単に入れ替えることができません。
今つくる家は30年以上先まで暮らす家です。
安心・安全・快適に暮らすためには、建築時に納得できる性能を確保しておくのが大切です。
それぞれの住宅会社が、耐震性・断熱性・防蟻(シロアリ対策)などについてどのように説明しているか確認しましょう。

ただし、性能については様々な見解や手法があるため「絶対的な正解」はありません。
各住宅会社がそれぞれの考え方にもとづいて適切な手法を選択しています。
合理的な説明がなされているか、自分が納得できるかどうかを重視してください。

①耐震性
多くの住宅会社で耐震等級を用いて説明されています。
耐震等級は等級1~3があり、等級1は建築基準法の規定と同等で日本の住宅に求められる最低限の基準、等級3は現在の基準の範囲で最も耐震性が高いことを意味します。
もちろん耐震等級が高いほど耐震性に優れていますが、間取り等の制限が増えるので、どの程度の耐震性を求めるかは住宅会社の考え方によります。
資料を見比べると社の標準的な耐震等級とその理由が読み取れるはずです。
実現しようとしている家と耐震の考え方に合理性があるか、自分が納得できるかどうか見比べてみてください。
「制震ダンパーを使いたい」といったプラスアルファの希望がある場合は、対応しているかどうかも確認しておきましょう。
耐震等級および耐震に関する詳しい解説は下記の記事をご覧ください。

②断熱性能
省エネ基準、HEAT20など断熱性能の基準はいくつかあり、会社によって用いる基準が異なっているため比較がやや難しいといえます。
大事なのはそれぞれの住宅会社がどのような考え方でその基準を使っているか、実際にどの程度の断熱性能の家を建てているかです。
それぞれの基準は目的が異なります。
つまり住宅会社がどの基準を用いているかは、その会社が何を重視しているかを表しています。
また、実際にどの程度の断熱性能の家を建てているかは断熱性能を示す数値=UA値を確認するのがよいでしょう。

UA値(外皮平均熱還流率):住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値。数値が小さいほど逃げる熱の量が少ない=高断熱で省エネだといえる。

 

おもな基準を簡単に説明するとこんな感じ↓↓↓↓
UA値の基準があるものとないものがあります。

省エネ基準とは 国が定める建築物のエネルギー消費量の基準UA値基準あり。
HEAT20とは 一般社団法人「20年先を見据えた高断熱住宅研究会」が提唱する断熱基準。UA値基準あり。
ZEH(ゼッチ)とは 国が推奨するネットゼロエネルギー住宅。高断熱住宅+高性能設備による省エネ+太陽光発電で、使うエネルギーより使うエネルギーを多くした住宅。UA値基準あり。
LCCM住宅とは 国が推奨するライフサイクルカーボンマイナス住宅。建設時・運用時(住んでいるとき)・廃棄時を通じて省エネに努め、太陽光発電などによる創エネと差し引いてライフサイクル(建築~廃棄まで)のCO2排出量の収支をマイナスにした住宅。

 

どのような断熱材を使用しているかにも各住宅会社の考え方が表れます。
素材の種類によって、おもに無機繊維系・木質繊維系・羊毛系・発泡プラスチック系などに分けられます。
施工方法でも充填式か外張りか、充填式の中でも成形されたものか吹付けかなどに分けられます。
断熱材の種類と特徴、選び方については下記の記事をご覧ください。
最近では断熱性能は誰もが確認するポイントのひとつなので、ほとんどの住宅会社の資料に記載があるはずです。
よく読んで自分が納得できる住宅会社を候補に残しましょう。

③防蟻(シロアリ対策)
木造住宅で重視したいのが防蟻、シロアリ対策です。
防蟻剤の成分、効果が持続する年数 を確認しましょう。

防蟻剤の成分
防蟻剤の成分は非常に様々な種類があります。
最近はおもに植物が持つ毒性を活用した有機系、腎臓を持たない生物にとって有害な(腎臓を持つ哺乳類には無害な)ホウ素を活用したホウ酸系が使用されています。
従来使用されてきた薬剤の中には人体に害があるため使用が禁止されたものもあります。
防蟻剤は住む人の健康に関わりますので、各住宅会社がどのような考え方でどんな成分の防蟻剤を使用しているかよく確認しましょう。

効果が持続する年数
ほとんどの薬剤の効果が持続する期間は5年とされており、5年ごとの再施工が推奨されています(日本しろあり対策協会)。
これは薬剤が揮発してしまうためですが、揮発しないホウ酸系では持続期間が10年というものもあります。
ただしホウ酸系は水に弱いなど、成分によって一長一短があります。
いずれにせよ、防蟻は住み始めてから必ず複数回の再施工が必要です。
住宅会社の資料では効果が持続する年数または保証期間を確認し、薬剤の種類とあわせて納得できるか判断しましょう。

④第三者機関の認定
住宅には様々な認定制度があるため、そういった情報が記載されているケースも多くあります。
長期優良住宅、住宅性能表示、CASBEE、BELSなどなど。
これらはいずれも第三者機関の認定を取得することによって性能を担保しています。
それぞれの認定は目的が異なるため優劣はなく、どの認定を取得するかによって担保される性能の範囲が異なります。
おもな認定制度は次の通りです。

長期優良住宅 長期にわたって良好な状態で使用するための対策が講じられている住宅。耐震性・省エネ性・劣化対策・維持保全計画など。
住宅性能表示 住宅の性能を共通ルールでわかりやすく表示。耐震等級・断熱等性能等級・劣化対策等級・維持管理対策等級など10種類の等級で表示。
CASBEE キャスビー。住宅の環境性能を評価。建物の環境品質(温度・湿度・光・快適性・機能性・景観など)、建物の環境負荷(省エネ性・資源浪費・大気汚染など)の観点から5段階評価。
BELS ベルス。建築物省エネルギー性能表示制度。その建物の外皮性能(=断熱性能)、一次エネルギー消費量を表示。

 

このほかにも様々な制度がありますので、なんらかの「認定」「認証」などの表記があればそれが何を目的として何を評価した認定・認証なのかを確認しましょう。
何を取得しているかによってその会社の姿勢がわかり、住宅会社選びの参考になります。

 

④希望の材料・設備が選べるか

「床材は無垢がいい」「●●メーカーのキッチンを採用したい」など、材料や設備にこだわりがあるならチェックしておきましょう。
ないなら、あまり気にしなくてよいポイントです。

材料については、①国産材or輸入材、②無垢材or集成材、③好きな材料が使えるか の観点から資料を確認しましょう。

①国産材or輸入材
構造材(柱・梁など)には一般的に国産材の方が適しているといわれています。
輸入材は高温多湿な日本の気候風土に合わず、腐朽しやすいためです。
内装材(床・壁など)の場合はあまり関係ありませんので、好きな樹種を選べる会社を候補にするとよいでしょう。

②無垢材or集成材
無垢材とは天然の木をそのまま利用した木材です。
「丸太の周辺を伐り落として四角くしたのが柱」といった感じ。
集成材は小さく切り分けた木材を接着剤でくっつけた木材です。
「小さな角材をくっつけて太くしたのが柱」といった感じ。
それぞれにメリットデメリットがあり、無垢材は木の自然な風合いが楽しめて費用も抑えられる、集成材は無垢材より強度が優れているため大空間などに適していますが、接着剤を使用しているため水害などに弱く超長期的には剥離の恐れもあるとされます。
次の項目で取り上げる工法との関係もありますので、特に構造材については各社の説明に納得できるか判断しましょう。

③好きな材料が選べるか
内装材はインテリアなど建物の見ために直結しますので「この木のフローリングにしたい」「この塗り壁にしたい」といった希望が多いポイントです。
希望する材料が使える会社を優先的に候補に残してください。
内装材は仮にふだん使っていなくても手配してもらえることがほとんどです。
とはいえ、基本はその会社が推奨している内装材の方がその会社の設計デザインに似合い、コストも抑えられるケースが多いと言えます。
資料内の材料に関する説明や施工事例写真をよく見て、希望する材料をふだんから使っている会社かどうか確認しましょう。

住宅設備については、会社によっては採用している設備メーカーが限定される場合があります。
そこまでいかなくても、特定のメーカーが安く手に入るケースもあります。
「どうしても採用したい」ものがあるときは、施工事例写真の住宅設備に注目してみましょう。

 

⑤工法は論理的か

木造住宅の工法は基本的に、木造軸組工法(在来工法)か木造枠組壁工法(2×4工法や2×6工法)のどちらかです。
軸組工法は柱や梁のような構造用材を組んで「線」と「点」で家を支える工法です。
枠組壁工法は角材とパネルで壁や床といった「面」をつくり、この「面」で家を支える工法です。
どちらの工法でも建築基準法レベルの耐震性は必ず確保されていますし、それ以上の場合も同じレベル(例えば耐震等級3)で設計すればどちらの工法を採用していても理論上の強度は同じです。※下記画像はSUUMOより拝借。


 

枠組壁工法はパネル工法と呼ばれることもありますが、強度を確保している面(パネル)は抜くことができないため、点と線で支える軸組工法に比べて可変性が低くなります。
点と線(柱や梁)も構造上必要なものは抜けませんが、柱を動かせない方が壁を動かせないよりは対応しやすいですよね。
つまり、枠組壁工法は木造軸組工法に比べて将来のリフォームが制限されるということ。
将来の可変性を重視するなら、木造軸組工法を選んだ方が可能性が広がるといえます。

ところで、住宅会社の中には「●●工法」といったオリジナル工法を謳っている会社があります。
実験や検証を重ねてなんらかの効果を実現したオリジナル工法もありますが、中には特に独自性があるわけでもないやり方にそれらしい名前をつけてアピールしている場合もありますので注意しましょう。
様々な「●●工法」は木造軸組工法または木造枠組壁工法の工法のどちらかをベースに、金物や材料の使い方でアレンジした工法です。
「●●工法をアピールしているA社」と単に「木造軸組工法と記載しているB社」が実際にやっていることは同じという場合もあります。
よく説明を読んで、アレンジの方法と効果が論理的かどうかを確認してください。

 

⑥お客様の声・居住中の写真

実際に住んでいる状態の写真やお客様の声(インタビューや体験談など)はじっくり確認したいポイントです。
ここまでに取り上げてきたデザインや性能が本当に実現されているか、ブレていないかをよく確かめてみてください。

●デザイン:パンフレットのイメージが生活してからも維持できているか。使い勝手はよさそうか。
●性能:暑さ寒さの体感はどうか。冷暖房機器は何を使っているか、効き具合はどうか。
●材料:パンフレットに記載されている材料が実際に使われているか。どんなメンテナンスをしているか。

実際の生活がわかる写真は情報の宝庫です。
細かいところまでじっくり見比べると、自分たちの生活(現実)と叶えたいイメージ(理想)を近づけてくれる住宅会社が見えてくるはずです。

 

⑦家づくりの流れ

家づくりの流れでは①費用が発生するタイミング、②完成までの期間 を確認しましょう。

①費用が発生するタイミング
プラン作成や見積もりは無料で対応する会社もあれば有料の会社もあります。
「無料」と言われると嬉しくなってしまいますが、有料の会社の方がじっくり向き合ってくれる場合もあります。
どちらがよいと一概に言えるものではなく、自分たちに合う進め方の会社を選ぶのが大切です。
どのような理由でどの段階から有料になるのか、いくら支払う必要があるのかを確認し、納得できる会社を候補に残しましょう。

②完成までの期間
設計や施工に要する期間は住宅会社によって様々です。
街の中で見ていても、着工から完成まで2~3カ月で建つ家もあれば半年以上かかる家もありますよね。
建築スケジュールに余裕がある場合はよいですが、例えば「子どもの小学校入学までに入居したい」など具体的な期限がある場合はその会社で計画して間に合うかどうか確認しましょう。

 

⑧アフター対応

何十年も暮らす住宅は、住み始めてからの対応も重要です。
アフター対応としては、①各種保証、②定期点検のしくみ に注目しましょう。

①各種保証
会社によっていろいろな保証制度がありますので確認しましょう。
建物全体の保証のほか、地盤保証や防蟻保証などもあります。
保証期間は長い方が安心ですが、必ず定期点検を受ける・既定の有償メンテナンスを受けるなどの条件がついている場合もあります。
保証期間・内容・条件を比較し、納得できる会社を候補に残しましょう。

既定の有償メンテナンスとは
例えば築10年目に住宅会社が指定するメンテナンス工事(外壁の塗り替え、木部の塗装など)を有償で実施すれば、次の10年間も保証が継続するといったしくみ。

 

②定期点検のしくみ
どんなスケジュールでいつまで点検に来てくれるか確認しましょう。
多くの会社が20年、30年など長期にわたる定期点検を謳っていますが、こちらも必ず定期点検を受ける・既定の有償メンテナンスを受けるなどの条件がついている場合がありますのでよく確認しましょう。
会社によっては有料会員制のアフターサービスを提供しているところもあります。
無料の範囲、有料の範囲を定めてお客様が選択するといったしくみで、年会費を払うと無料の範囲プラスアルファのサービスが受けられたりするので活用方法によってはお得です。

それなりの規模の会社だと、アフター対応専門のコールセンターや緊急連絡用電話番号を用意しているところもあります。
緊急時の対応をどのくらい重視するかによって、この項目の優先度合いは変わってきます。
「いつでも電話がつながって、すぐに駆けつけてほしい」と思うなら、そのような会社を候補の上位に残しましょう。

 

⑨会社情報、考え方

皆様が会社情報で一番知りたいのは「倒産する心配がないか」だと思いますが、これは会社資料からはまず判断できません。
会社概要として、創業年・設立年・資本金・事業所・従業員数・事業所などが記載されているでしょう。
これらは会社の規模等の参考にはなりますが、どれほど歴史ある会社でも、どれほど資本金が多くても、倒産するかどうかには関係ありません。

これらの情報より参考にしたいのが会社の考え方です。
考え方に共感できる相手となら同じ方向を向いて家づくりに取り組むことができ、希望の暮らしを実現できる可能性が高くなります。
その会社の考え方に共感できるかを判断してください。

会社の考え方は企業理念や代表メッセージはもちろん、資料全体から読み取ってください。
設計の考え方や家づくりの進め方は、その会社の考え方を具体策に落とし込んだものです。
材料選びや性能など「その会社が重視するもの」が資料の随所に表れているはずです。
ここでも、言っていることとやっていることがブレていないかはしっかり確認しましょう。

家づくりだけでなく、CSRやSDGsへの取り組みにも会社の考え方は表れます。
あわせて確認すると、さらに自分との共通点や相違点がよく見えてくるでしょう。

 

⑩モデルハウスやイベント

ここまでの項目である程度候補が絞れてきたら、モデルハウスやイベントなどもチェックしましょう。
いろいろなものがオンラインで購入できる時代ですが、住宅はやはり実物を体感したいですよね。
大きさ・質感・香りなど実際に見て触れてみないとわからないことが、住み始めてからの居心地に直結します。
それらを体感できる施設や機会があるかどうか確認しましょう。

モデルハウスやイベントは予約制の場合があります。
予約方法を確認し、余裕を持ってエントリーしましょう。

モデルハウスや実例はたくさん見れば見るほど家づくりの引き出しが増えていきます。
最初に「こうしたい」というイメージがあったとしても、いろいろな実例を見るうちに視野が広がり、よりよい選択肢が生まれることがあります。
建物を見たり、実際に家を建てた人の話を聞いたり、設計やお金の話など家づくりについて学べる機会があれば、できるだけたくさん参加して家づくりの可能性を広げるのがオススメです。
候補に残った会社のモデルハウスやイベントにはできるだけ足を運んでみましょう。

 

まとめ

会社資料の比較ポイント10選をお話ししてきました。
ここでご紹介したことのほかにも家づくりで検討した方がよいことはたくさんありますが、資料請求ならこのくらいをチェックすればかなり違いが見えてくるはずです。

住宅会社選びは、これから何十年も暮らす住宅をつくるパートナー選びです。
資料請求で送られてくる資料はお見合いの釣書、マッチングアプリのプロフィールのようなものですから、まずは自分の考え方と照らして相性のよさそうな相手を見つけてください。
よい相手とめぐり合うには、自分も相手を理解できるように努力しなくてはいけません。
家づくりで手に入れたいものが何なのかを常に意識しながら、各項目の相性チェックをするつもりで取り組んでみてください。

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