愛知・岐阜の注文住宅・リフォーム 長久手Studio | 中島工務店

【実例掲載】理想の終の棲家とは?60代以上で自宅を建て替えるメリットと注意点

こんにちは、愛知・岐阜の注文住宅&リフォーム 長久手Studioです。
住宅建築のプロが納得できる家づくりのヒントをお話しするこのブログ。
今回のテーマは『終の棲家』です。

終の棲家とは人生の最期を迎える家のこと。
介護を意識した間取りが設備が注目されがちですが、平均寿命が80歳を超える今では、終の棲家といっても定年退職後に20年以上という長い年月を過ごす家です。
実際には、介護が必要な期間より元気に自分らしく暮らす期間の方がはるかに長い場合が多いといえます。
中島工務店でも60代以上のお客様の家をたくさん建ててきましたが、ほとんどのお客様が介護のことはあまり気にせず自分の理想の家を建てていらっしゃいます。

とはいえ、60代以上で家を建てるときには30代・40代で建てるのとでは違いもあります。
今回は理想の終の棲家を考えるために、60代以上で家を建てるメリットと注意点を解説します。
後半では中島工務店で終の棲家を建てたお客様5件の延床面積・金額・支払い方法などをご紹介します!
写真もすべて60代以上のお客様の終の棲家ですので、参考にしてください。

この記事でわかること
●60代以上で家を建てるメリット
●60代以上で家を建てるときの注意点
●終の棲家 よくある質問への答え
●中島工務店 終の棲家の事例

 

60代以上で家を建てるメリット ①理想の家で暮らせる

60代以上で家を建てる最大のメリットは定年退職後の時間を理想の家で暮らせること。
60代以上のお客様が建て替えを考えるときに「現在の家で不満なところ」をお聞きすると、多い答えがこちらです。

●家が大きすぎて無駄な部屋が多くて住みにくい。
●生活スタイルが変わって住みにくい。

 

使わなくなった子ども部屋が物置になっている、古い間取りがイマドキの暮らしに合わないといったことはよくある話。
自分たちの暮らしに合わせて建て替えれば、そこからの20年、30年をより心地よく暮らせるのは間違いありません。
年齢に関わらず、家を建てる最大のモチベーションはやはり自分たちの暮らしへのこだわりなのです。
その想いを叶えられたら人生最後の20年の満足度は格段に上がるから、それだけで家を建て替える価値があります。

 

60代以上で家を建てるメリット ②子どもに家を遺す

もうひとつ、60代以上のお客様がよく言われるのが「家をきれいにして子どもに遺したい」というもの。
60代以上の家づくりでは、建て替えかリノベーション(大規模リフォーム)かを悩まれるお客様も多くいらっしゃいます。
建て替えでもリノベーションでも共通しているのは、自分たちの暮らしを快適にしたいだけじゃなく子どもに遺す前提で計画していることです。
「子どものために」という親心を最後に表現する手段のひとつが家を遺すことなのかもしれません。

ただし「子どもに資産を遺す」と考えているならちょっと注意が必要です。
現状では築20年を超えた建物に資産価値はほぼなく、むしろメンテナンス費がかかることもあるからです。
詳しくは注意点のところで解説します。

 

注意点 ①住宅ローンが組めない

60代以上で家を建てると自分の暮らしとしても、子どもに家を遺すという気持ちの面でもメリットがあることがわかりました。
一方で注意点もあります。
ひとつめが資金の問題です。

一般的に60代以上では住宅ローンが組めません。
一般的な住宅ローンでは「申し込み時の年齢が65~70歳、完済時の年齢が80~85歳」程度に設定されていることが多く、借入期間15~20年では新築できるほどの借り入れができないことが多くなります。
もちろん自己資金を多くして一部だけローンを組むこともできますが、年金暮らしだと審査を通過するのも難しくなってしまいます。
お客様自身も「高齢になってローンを組みたくない」と考えることが多いため、現実的には全額現金で建てるケースが多くなっています。

つまり60代以上で家を建ててる人はそれまでに新築資金を貯めている人です。
実際には老後の生活費も必要ですから、定年退職頃までに老後の生活費+新築費用のメドを立てることが60代以上で家を建てるための条件だと言ってもいいでしょう。

 

注意点 ②20年住むとメンテナンスが必要

現在、男性の平均寿命は81歳、女性は87歳です。
60代で家を建てたとすると20~30年ほどその家に住む可能性が高いということです。

家は20年も暮らすとあちこちが傷んできてメンテナンスが必要です。
特にキッチンなどの住宅設備は20年ほどで入れ替える人が多いほか、素材にもよりますが、外壁や屋根は20年が塗り替えのめやすです。
それ以上メンテナンスせずに放置すると雨漏りなど劣化の危険性が高くなってしまい、子どもに受け継ぐどころではなくなってしまう恐れがあります。

つまり「終の棲家」だと思って建てた家に、さらに費用をかけてメンテナンスやリフォームをする必要があるということ。

実際に60代以上で家を建てている人を見ていると、子どもに資産を遺すといった観点より、自分たちの理想の家で暮らしたいという強い意欲がある人が多いように見えます。
逆に、お金はあってもそれほど自分たちの暮らしに目線が向いていないお客様の場合は、設計などの時間と手間がかかるプロセスに嫌気がさして途中でやめてしまわれるケースもあります。
自分たちの心地よい暮らしのためにお金も手間もかけるやる気。
60代以上で家を建ててさらにメンテナンスやリフォームにも備えるには、そんな気概が大切なのかもしれません。

 

よくある質問 ①新築とリノベーションどっちがいい?

さて、ここからは60代以上のお客様からよくいただく質問に答えていきましょう。
まずは「新築とリノベーションはどちらがいい?」という質問です。

これは建て替え前の家の状態とお客様の資金によって答えが変わってきます。
現在60~70歳くらいの方が30~40代頃に建てた家、つまり1990年代以前に建てた家について考えてみます。
先ほどもお伝えした通り、20年を超えると外壁・屋根・住宅設備などのリフォームが必要です。
それをさらに「自分たちの理想の家」「子どもに遺せる家」にしようとすると、新築またはリノベーション(大規模リフォーム)いうことになります。

建て替えるなら2,000~3,000万円必要です(35坪程度の場合)。
1990年前後の家をリノベーションするなら1,000~2,000万円といったところです。
現実的には自己資金が2,000万円以下ならリノベーション、2,000万円以上用意できるなら建て替えという判断になるでしょう。

どちらがいいかは一概には言えませんが、新築なら自分たちの理想を叶えやすいのは間違いありません。
1990年前後の家をリノベーションした場合は、内外装や設備の入れ替えで見た目と使い勝手は格段によくなりますが、耐震性・断熱性など構造に関わる性能部分の大幅な向上は望めません。
住宅会社に資金とそれで叶えられる要望の範囲を相談しながら、一番希望に添う方法を判断するのがよいでしょう。

 

よくある質問 ②介護を考えた間取りにするべき?

様々なネット記事で「60代以上で家を建てるなら介護を考えた間取りにするべき」との記載を見ますが、私たちはそれほど重視する必要はないと考えます。
よくある介護を考えた間取りについて考えてみましょう。

①バリアフリーにする→特に気にする必要なし
現代の家はフツーに建ててもほぼバリアフリーです。
中島工務店の場合は吊り戸なので、もともと敷居などもありません。
ですので、特別意識することはありません。

②車椅子が通れるように廊下やトイレを広くする→必要になったときにリフォームすればOK
現代の家は車椅子が通れないほどの狭い廊下はめったにありません。
車椅子の幅はJIS規格で決まっていて、手動車椅子は630mm以下、電動車椅子は700mm以下です。
フツーに計画しても70cmより狭い廊下はまずありませんから、よほど敷地に余裕がなくて無理な計画をする場合を除いてあまり意識する必要はありません。
問題になるとしたらドアですが、車椅子になったときにドアを外してしまえば解決します。
トイレについては確かにあらかじめ広い方が便利ですが、こちらも車椅子になったときにリフォームしても間に合います。

③玄関にスロープをつける→必要になったときにリフォームすればOK
こちらも必要になったときに工事すれば十分です。
もちろん最初からスロープをつけておくと荷物を運ぶときに便利だったりもするので余裕があればやるとよいと思いますが、どうしても優先することではありません。

先ほどのトイレなども含めて、介護のためにリフォームするときには介護保険の補助金が使えます(※規定あり)。
上限18万円でリフォーム費用の7~9割を補助してくれる制度です。
詳しくは厚生労働省の資料をご覧ください。
必要になったときにこうした補助金を使いながらリフォームする方法もあることを知っておくとよいでしょう。

④やっぱり平屋がいい?→2階建てでもいいが生活空間は1階へ
平屋は暮らしやすいので、年齢に関わらずおすすめです。
ただ平屋は2階建てに比べて建築費用が高くつきますし、敷地面積も広くなくてはいけないので、建てたくても建てられないケースが多いもの。
現実的に2階建てになる場合は、できるだけ生活空間が1階で完結するように設計しましょう。
リビングダイニング・キッチン・水まわり・寝室を1階に置くことができれば、高齢で足腰が弱くなっても安心です。
生活空間を1階にまとめると平屋に近い感覚で暮らしやすくなるので、最近は20~30代でもそうする人が増えています。

 

中島工務店の事例チェック!何坪?いくら?現金!?

60代以上の家づくりのメリット、注意点、よくある質問について解説してきましたが、最後に中島工務店のお客様の事例を確認してみましょう。
過去3年以内に家を建てられた60代以上のお客様が、どのくらいの大きさの家を・いくらくらいで・現金or住宅ローンどちらで建てたのかをまとめてみました。

延床面積階数金額支払い方法
A様31坪平屋3,700万円現金
B様27坪2階建て2,800万円現金
C様18坪平屋1,800万円現金
D様50坪2階建て5,200万円現金
E様34坪平屋4,100万円現金

延床面積は小さめです。
1軒だけ50坪がありますが、こちらはお子様たちが同居されているお宅です。
1~3人だと30坪程度に抑える場合が多いと言えます。

平屋か2階建てかは分かれました。
これはどちらかというと敷地面積によるところが大きく、基本的には平屋希望だけれど敷地面積によって2階建てを選んだといったところです。

費用は1,800~5,200万円と幅広くなりましたが、坪単価にすると5軒中4軒が100~110万円です。
この金額を全員が現金で支払われました。
やはり60代以上の家づくりでは現金払いが基本だと言えます。

 

終の棲家を建てるなら中島工務店にご相談ください

今回ご紹介した事例以外にも、中島工務店では60代以上のお客様の終の棲家をいくつも手掛けています。
無垢の木の味わい、和の美しさ、大工の技と設計の妙を活かした住まいは終の棲家にこそ相応しいと私たちは考えています。
営業スタッフも設計士も50代・60代のベテランが揃っているので、60代以上の皆様の気持ちに寄り添いながら丁寧に家づくりを進めてまいります。

まずは住宅展示場・長久手Studioにお越しください。
完全予約制でお客様の関心に合わせてご案内、施工事例なども多数ご覧いただけます。
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